こんにちは、雨宮です!
私は普通二輪免許(MT)を合宿で取得しようとして、完全敗北した人間です😭
正直な話、学校は悪くないのですが、合宿免許にしたことが最大の敗因でした。同じ教習所に通いで入校していたら無事卒業できたかもしれません。
そこで普通二輪の合宿免許でかかる費用や日数をシェアできたらと思います。ついでにバイクで合宿免許をお勧めできない理由も記しておきます。
バイクに興味を持った皆様、どうか私の屍を越えてください😇そしてバイクライフを楽しんでください🏍️🏍️🏍️
普通二輪の合宿免許にかかる費用
普通二輪の合宿免許にかかる費用は大きく分けて4つあります。
- 宿泊費や教習料等、教習所に払う代金
- ヘルメットやライダーブーツ等の装備品
- 交通費
- 滞在中に都度かかる雑費
これらを一つずつ振り返っていきます。具体的な金額も書くので参考にしてください。
宿泊費や教習料等、教習所に払う代金
合宿免許では申し込み時にまとまった金額を支払います。ローンを組むことも可能ですが、余計な支出が発生するので一括払いが良いでしょう。借金はしないに越したことはありません。
私がお世話になった教習所では合計13万2000円でした。
この金額には宿泊費や教習料、その他食費も含まれております。
私は運転が下手すぎて3日の延泊、6時間の補習がありましたが、卒業保証付きでしたので追加費用は掛かっておりません。
※教習所によっては食費が含まれていないことがあります。一々買いに行くのは面倒ですし、栄養バランスが悪くなります。もちろんお金もかかります。
合宿免許の申し込み料は、年齢により大きく異なってきます。また延長時にかかる費用も年齢に依存します。だいたい30歳以上になると卒業保証が無くなるor申し込み不可の学校が多くなりますね。
ヘルメットやライダーブーツ等の装備品
私がお世話になった教習所では、ヘルメット・ライダーブーツ・グローブの持参が必須でした。3点で合計31280円、高いですね。ヘルメットとライダーブーツは中古品、グローブは割引品ですがこれだけかかりました。
昔はヘルメットのレンタルもあったらしいのですが、今はコロナ禍の影響で持参になった学校が多いようです。
入校時にいい装備品を揃えるとやる気が出る半面、あきらめた時のショックが大きいです。最初から高級ブランド(AraiとかSHOEIとかね!)を購入するのではなく、程ほどのものにしておきましょう。それでも免許をとれなかったときはヘルメットが恐ろしく邪魔になります。あれでかいので。
交通費
あなたの自宅から教習所までの往復の交通費です。
基本的に教習所と同じ県に住民票がある場合、その学校の合宿免許に申し込むことができません。これを入校制限エリアといいます。したがって最低でも県を跨ぐだけの交通費は必要になってきます。(例外もあります)
私は自宅から遠い教習所にしたため、相当費用が掛かりました。往復で合計38990円、高いですね。
交通費を安く済ませたい場合、とるべき手段が二つあります。
- 近隣(入校制限エリア外)の教習所を選ぶ
- 交通費の支給がある教習所を選ぶ
個人的には合宿免許でも自宅から近い方がいいと思います。なぜなら、バイクの免許は普通自動車免許に比べ延長になる可能性が高いからです。具体的には以下のことが考えられます。
- 怪我によりバイクに乗れなくなった
- 課題をクリアできず、技術教習を追加で何時間も受けることになった
- 緊張のあまり卒検に何度も落ちた
そしてこれらが重なると日数が足りず、退校もしくは転校せざるを得なくなります。その場合、交通費の支給はされず全額負担になります(大半の学校は『卒業』前提で交通費の支給をしております)。近隣県の学校にしておけば、支給額も少ないですが退校・転校になった場合の損失も少なくて済みます。
滞在中に都度かかる雑費
バイクの合宿免許では基本的にお金を使いません。宿泊費・食費・教習料は事前に払っていますからね。
ですが、生活をする中で細々とした費用が掛かってきます。
例えば洗濯費。私の場合、洗濯機はあったものの洗剤は持参、乾燥機は30分100円の弱いやつ(ビジネスホテルや快活クラブにあるやつですね)でした。2日に一度洗濯したので乾燥機で毎回200円、合計1200円かかりました。地味に高いですね。それでいてジーンズのような厚い生地の服は乾かないという…
他には嗜好品費、例えばコーヒーとかアイスとか。必須ではないけどあったらうれしいものですね。毎回自販機で購入するとお高くつくので、まとめ買いをして冷蔵庫に入れておきましょう。個室に冷蔵庫がない場合は諦めるしかないですね。
あとは朝食代。今回お世話になった教習所は3食付きなのですが、朝食の時間が9時からと遅めです。私は朝6時前に起きるので、できればその時に食事を済ませたい(じゃないとおなかが減ってしまう!)、のでオートミールとインスタントスープを別途購入しました。
そんな感じで余計に5000円位かかりました。
普通二輪の合宿免許の日数
基本的には最低9日です。私がお世話になった教習所では、昼頃に到着して初日から教習がありました。
初日から教習をしない場合プラス1日になると思われます。
が、これは卒業までの最低日数、少しでも補習になると延泊になります。というのも合宿免許は滞在期間を短くするべく、予定を詰め込んでいるからです。また技能実習は一日当たり可能なコマ数が決まっており(第一段階2時間、第二段階3時間)これ以上することは不可能だからです。卒検に落ちるとさらに延びていきます。
私の場合は12日滞在した時点で、卒業は不可能と自己判断し帰宅しました。合宿免許の場合、卒業保証があっても教習所に滞在できなければ終了なんです。
バイクに合宿免許はお勧めできない
はい、そしてこれが結論です!
費用と日数の話にも書いた通り、普通二輪の免許は補習になりやすく、ストレートで卒業する前提の合宿免許とは相性が悪いのです。一方で何度も落ちる方が珍しいといわれる普通自動車免許であれば、合宿免許が適していると思われます。費用も安く済みますしね。
あなたが運転技術とメンタルの強さに自信があり、絶対に最低日数で卒業できるのであれば合宿免許に申し込むべきです。こっそり無免許運転をしていて、バイクに慣れているのであれば問題ないでしょう。(別の問題はありますが)
しかし多くの人にはそこまでの後ろ盾はないはずです。
合宿免許に申し込んだものの、日数が足りなくて退校や転校…教習中怪我をしてしまい治療に時間がかかりそうなので諦めて帰宅…
本当にもったいないので、最初からバイクの免許は通学でとりましょう!!
普通二輪合宿免許をお勧めできない理由だけを濃縮した記事がこちら!(超偏見記事かも?)
以上普通二輪免許の敗北者、雨宮でした。