こんにちは、雨宮です。
今日も鹿児島関連の記事なのですが、なんと山形屋が経営再建に乗り出すことになったそうですね。負債が360億円だとか。
天文館と一体化している歴史ある百貨店だけに、廃業になるとランドマークの損失になりそうです。訪問した日はお客さんも多かったのですが…
https://373news.com/_news/storyid/194652/
(山形屋(やまかたや)は、鹿児島市発祥のローカル百貨店です。本館は時計台のような特徴的な建物で、天文館と一体化しています)
前置きはこれくらいにして、鹿児島市唐湊区にある絶景が楽しめる銭湯『新とそ温泉』を紹介していきます。
その前に、唐湊区を知らない方が大半だと思います。私もそうでした。
唐湊区は鹿児島中央駅からやや南下したところにある区です(Google mapで赤く囲まれている地域)地元の方曰く『坂の多い鹿児島市でも特に急』だそうです。そもそも鹿児島市が坂だらけも理解できないのですが、あくまで市電周辺は一等地で土地代お高め、それ以外は坂が多くなるとのことでした。
そんなわけないでしょ~と軽く流す観光客の足を破壊するのが『新とそ温泉』です。
最寄りの電停:唐湊駅から『新とそ温泉』まではたったの800m、にも関わらず高低差は↑63m↓29mです。Google mapさんが壊れたのかと心配になる値ですね。なお一番低いところはJRの線路を越えるための地下歩道ですね。これに関しては完全に人工物なのでスルーします。
では新とそ温泉に向けて出発しましょう。写真はすでに途中経過ですが気にしない。JRの線路を越えるくらいまでは急こう配はないので誤差です。
昇り道の気配を察知…
はい!坂です。これまではゆるーい上り坂だったのですが、急に心臓を責める感じになってまいりました。
山登りを思わせる坂はまだまだ続き…。
ついに『新とそ温泉』の看板が!(しかし、入り口まではまだ坂道なのである)
はい、これが『新とそ温泉』です!なんだかとってもレトロな雰囲気が漂いますね。そう、この『新』は『新幹線』の新と同じようなものです。公式サイトがない辺りも時代を感じます。
心臓破りの坂道を経由しただけあって、その景色は圧巻!こちらは駐車場から撮った写真ですが、障害物もなく桜島がはっきりくっきり見えます。
入口すぐ横にある謎の『アルファー・イオン発生装置』、画像検索をしても正体不明でした。
さて、この温浴施設、google mapや口コミでは景色の良さがよく取り上げられます。その点は全く持って雨宮も同意できます。が、他の点はどうかというと…良くも悪くも古い地元民向けのお風呂といった感じです。
レトロな雰囲気を求める人にとっては最高でしょう、ラドン温泉や電気風呂が現存しています。逆に今風のスーパー銭湯を求めると、がっかりするかもしれません。
価格が420円と相当安いのですが、シャンプーや石鹸といった備品はありません。持参しましょう。洗髪料は安心の0円ですので追加料金の心配はありません。大衆浴場のマナーに従い、髪を洗ってから入浴しましょう。
さて、桜島とお風呂を楽しんだことだし帰りましょう。今度は神田(交通局前)方面からホテルに戻ろうと思います。
...鹿児島市は坂の町(確信)
降り切るとJRの線路が見えてきます。電車は坂を嫌うので、線路がある=平坦ということです(例外はあります)。これは指宿枕崎線ですね。
線路の上に渡された歩道橋を歩いていると、ターミナル駅かと思うような本数の線路を確認することができます。ここはJR九州鹿児島センターの一部みたいです。
Google mapで確認するとわかるその本数の多さ。これを渡るには地下か空中かの二通りしかないですね。
余談ですが『唐湊に観光客が来るのは相当珍しい』らしいです。観光バス『カゴシマシティビュー』も鹿児島市電もJRの線路の反対側で、わざわざ越えてくる人はあまりいないとか。実際私が唐湊の喫茶店にお邪魔した時はなぜ来たのか質問されました。
こちらが唐湊にある喫茶店『もじゃ珈琲店』さんです。ユニークな鹿児島情報を沢山教えてくださいました。迷い込んだ観光客に優しくしてくださってありがとうございました。
観光客がたくさん来る(?)市電周辺情報の記事もあります。読んでいってくださいね。
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