こんにちは雨宮です!
本記事は【雨宮バイクに乗る】の第10回となります。
これは運転ド初心者(普通車ATペーパードライバー)が、いかにして普通二輪MTを取り、乗りこなせるようになるのか?という連載です。
前回は課題をすいすいクリアして絶好調の雨宮さんでした。正直ええんか?とは思うのですが、教習所もあまり長期滞在されると赤字でしょうからね…とりあえず喜んでおきましょう。あと個人的に把握したニーグリップのコツも間違っていた気がしますが、気づけたのでよしとしましょう🙄
※運転についてあれこれ記載していますが、第一段階から延長確定ウーマンの備忘録です。間違いも普通にあるので参考にしないでください。 また書き溜めているので、当時と投稿時のシチュエーションは大きく異なります。
いいですね?
さてこの日の項目は『13,二輪の車両特性の理解』と『16,AT車の特性の理解』でした。
第11時限は項目13番を実施。この教習ではシミュレーターを使い、道路事情とバイクの挙動について学びました。半分座学ですね。
シミュレーターのバイクはYAMAHA仕様、教習車(HONDAのCB400SF)との違いに戸惑いました。日本におけるバイクメーカーはHONDA、YAMAHA、SUZUKI、KAWASAKIが有名ですが、それぞれかなり異なるから乗り換え時は気を付けてねとのことです。
雨宮的にありがたかったのは、なんといっても運転中に教官が真横にいること✨10時限が終わってもなお正しい姿勢を模索しており、一度プロに見てもらいたかったのです😭😭😭
最初に慣らし運転ということで一般道路の走行を複数回行いました。なんせこのシミュレーター、アクセルの効きがめちゃ弱く、相当ハンドルを回さないとエンストが発生します。教習生の間で口伝されているほどです🤣
その試し走行時に頂いた指摘をまとめると以下のようになります。
- 太ももはバイクと並行ではなく、15度くらい膝が下がっているのが正解
- 上半身は肩をやや緩め、なおかつ腕はある程度伸びている状態が理想
- つま先をもっと内側に入れる、または土踏まずより前でステップを踏む(後輪ブレーキに足をかけない)
これを実現できる姿勢は人それぞれです。私の場合はステップに土踏まずよりやや前側を置いています。またチビ(!)が理想的な腕の状態を実現しようとした結果、座席のやや前方に座る必要があると判明しました🙄今までは腕がつんつんor前傾しすぎだったようです(前傾と反り腰は両立します)。
その他にも以下のような話を頂きました。
- クラッチ操作の際はアクセルをしっかり戻して、意識して手首を反対に回して
- 前輪ブレーキをもっと使って、制動距離が長すぎる
- メーカーさんは絶対倒れないように緻密な設計をしている、しかしハンドルに体重をかけるとセルフステアが台無しになり設計者は頭を抱える👈👈👈
慣らし運転の後、急停車のテストもしたのですがこれがまた酷い🤣制動距離が平均20mです(制動距離:ブレーキが利き始めてから停まるまでに走行する距離)、一般車の停止距離(危機察知から完全停車までの距離)よりも長いです…普通に事故ります。卒業までに前輪ブレーキを使いこなし、ブレーキをしっかり掛けられるようになりたいですね。
https://www.police.pref.saga.jp/koutsu/jikoboshi/_6705.html
またシミュレーターでは時速60kmにてカーブした時の挙動や、風に吹かれた時にあおられ方、ブレーキの前輪後輪割合等を知ることができます。
個人的に興味深かったのはこのシミュレーター、セルフステア(バイクを傾けると、本体を起こそうとしてハンドルが勝手に曲がる仕組み)が搭載されていること😊機能としては当然なのでしょうが、走行中は意識を向けないと気がつけませんのでじっくり体感できるのはありがたかったです‼️
そしてこのセルフステアが悪さ?するのが高速で急カーブを曲がるとき!半径100mと80mの時はよかったのですが、60mの時傾けすぎたのかまあハンドルが揺れること揺れること。曲がりたい運転手vs絶対起き上がりたいバイク、みたいな感じです。あぶねえ!最後の半径40mのカーブはなぜかうまくいきました。
更に危険だと感じたのは橋の上の走行、そう、風です🍃橋の前にはご丁寧に横風注意の標識があり、心の準備をさせてくれます。が、突風にバイクを全力で持っていかれました。左に吹けば転落、右に吹けば対向車との衝突…恐ろしすぎますね😱
対策は速度を落とす、ニーグリップを強くする、ハンドルを少し強く握る等だそうです。本当にバイクは悪天候に弱い乗り物ですね。風が吹いたら低速で、雨が降ったらお休み(推奨)で…ハメハメハ大王かな☀️☀️☀️
小休憩をとった後の第12時限では、AT車、つまりスクーターの走行練習をしました。
最初はスクーターのほうが簡単だと思っていたのですが、一通り済ませた今は『スクーターめちゃくちゃ怖くない?』と感じています。
バイクでの走行は車体を傾けないといけないのに、人間はシートベルトもなくただ座っているだけ…前後左右に振られた時ハンドルで体を支えようとして、アクセル全開☆彡うっかり大加速☆彡とかならないか不安です。
と第9回の記事には残していましたが、結論から言うとこれは(少なくとも教習内では)ハズレでした。ただスクーターがめちゃくちゃ怖い乗り物であることは当たっていましたね。
というのもスクーター、ニーグリップが効かずバランスが悪くなるゆえにMT車と比べると
- 重心が低い
- タイヤがとても小さい
- フロントフォークの傾斜が大きめ
- あとなんか全体的にでかい(これはバランス関係ない?)
以上により何が発生するかというと…曲がれない!
どうもバランス取りの為にセルフステアが発生しやすいようで、曲がりやすさが完全に犠牲となっております😇その結果教習所の内周ですら曲がり切れない、という事態に。勿論黄色い線の外に出れば、対向車に轢かれかねません。流石にそれはまずい。
というわけで曲がり切れないと判断した時点で速度を落とします。すると曲がりやすくなるわけですねえ(あたりまえ体操)。
そして曲がった先に待ちかまえていたのは、教習始めたてと思われる自動車🚗ビックリするほど進まねえ!!!
実はスクーターは低速が大の苦手、そりゃただでさえ不安定な乗り物なのにさらに低速となればもうお手上げ。最初は教官とノロノロ走っていましたがやむなく停車することになりました。
余談ですがAT車の教習では『足をステップボードの前方に置く』という課程があります、しかしこのスクーター、雨宮さんにはデカすぎて足が届きませんでした☆彡やっぱり自分には普通二輪はキャパオーバーなんじゃないかなあ🙄
ちなみにこの日は転倒0✨半分はシミュレーターだったので、実質1時間分だけですが嬉しいです🥰🥰🥰
ノーヘルはさておき、このイラストでの乗り方がまさに『足をステップボードの前方に置く』方法です。自分は残念ながら試せなかったのですが、下に置くより楽なんですかね?
これにて第10回は終了となります。次回は第一段階の見極めです。果たして一発合格からの第二段階に進めるのか…スラロームと一本橋は正直不安ですが頑張ります。
ここまで読んでくださりありがとうございました。